SESエンジニアがテンポ良く実務経験を積む方法とは
SESエンジニアとして働きながらスキルアップするためには、目的意識を持つことがとても大切なんです。実務経験がまだそれほど多くないと指示に従うだけで精一杯だし、慣れない仕事に追われる日々が続くと本当にスキルアップできるのか不安にもなるでしょう。そんな時は、すべてのことがスキルアップにつながると信じて努力を続けましょう。仕事に慣れてくれば、もっと全体のことが見えてくるようになります。全体が見えてくれば、なぜその業務を指示されているのか、その作業が全体の流れにどう関係あるのかなど、自分の果たすべき役割がはっきりとわかるようになりますよ。指示待ちだけのエンジニアにならず、許される範囲で主体的に動くようにしましょう。そんな働き方を繰り返していくうちに、エンジニアとしての市場価値が上がっていきます。
実務経験として評価してもらえる年数は最低でも1年です。開発業務に関わることができるなら、1年はその場にとどまって経験を積んでください。まだまだ学びたいことがあるなら別ですが、1年の実務経験があればステップアップの土台としては十分です。次のステップへと進んだら、その経験を土台にしてさらにステップアップしていきましょう。
テストやドキュメント作成はエンジニアの実務経験としてカウントされない実務経験なので注意しましょう。もしテストやドキュメント作成の業務ばかりの職場なら、できるだけ早いうちに開発業務の現場に入ってください。スキルが不足しているなら開発現場で通用するレベルにまで達するよう努力しなければなりません。日々の業務の中でスキルアップできそうなものがあれば、その機会をぜひ有効活用しましょう。コツコツ努力している様子やスキルアップの兆候が周囲に認識されるようになれば、開発メンバー入りのチャンスがやってきますよ。いくら頑張っても開発メンバー入りできない職場であることがわかっているなら、開発業務に携わることができる現場に変えてもらえるよう打診することをおすすめします。
同じ職場で1年以上の実務経験を積んだら、ステップアップを考える時です。ただし、その場にとどまって学びたいことがあるなら、無理してステージを変える必要はありません。そのあたりの加減も含めて、日頃から自分でよく考えてタイミングを見計らうことが大切なんです。せっかくいろんな職場を経験できる立場にあるのですから、ひとつの現場にこだわらずどんどん移動してみましょう。そうすれば、スキルと経験をどんどん膨らませながらステップアップしていくことができるはずですよ。
SES企業の多くは、フリーランスと直接契約を結んでいません。もし直接契約を結ぶ企業が見つかったとしても、いい案件ではないかもしれません。フリーランスエンジニアのほとんどはフリーランス向けのエージェントを活用して希望のSES案件を見つけています。担当者の質が高いエージェントなら、現状でできる最良のSES案件を紹介してくれますよ。
続きフリーランスエンジニアの働き方は「常駐型」と「在宅型」の2種類ですが、SES案件は常駐型です。契約によって働ける期間が保証されているので在宅型の受託開発案件よりも安定的に収入を得ることができますよ。SES案件の単価は平均で月50万円から80万円程度です。さまざまな現場を渡り歩いているため、それぞれの現場で学んだことを活かしてスキルアップできます。
続きSESエンジニアが働きながらスキルアップするには、目的意識を持って日々の業務をこなすことが大切!実務経験は最低でも1年必要ですが、テストやドキュメント作成は実務経験に含まれないので注意が必要ですよ。開発の実務に携わることができない職場なら、そうでない職場に変更してもらうよう打診するのもいいですが、日々の業務内で自主的に行動することも大切です。
続き派遣先となるクライアント企業は、求められているスキルと労働力を提供する場所です。実務経験者であればすでに持っているスキルを応用しながらスキルアップできますが、指示待ちが基本の働き方にならないよう、十分に注意しましょう。派遣先の職場で出会うハイスキルなエンジニアの仕事のやり方や社外の人たちとの交流から学ぶこともできますよ。
続き企業から企業へと渡り歩く働き方は、エンジニアとしての知識や経験を自然とレベルアップさせてくれます。SESエンジニアとして働くのがおすすめなのは、気配りが得意な「縁の下の力持ち」タイプの人。技術力の高さはもちろんのこと、サポート力や対応力、適応力などがあるエンジニアは現場ごとに異なる環境にすぐなじむことができるでしょう。
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