フリーランスになる前に要チェック!円滑に仕事を始めるために必要な準備とは
フリーランスは自由度が高くなる反面、すべての業務・手続きを自分で行う必要があります。経理関係も業務の一部になるので、円滑にフリーランス生活を始めるためにはお金に関する準備が欠かせません。仕事専用の口座を開設することは、フリーランスになる前に済ませておきたい準備の一つ。毎月の売上を把握するためはもちろん、確定申告の際にも経費が把握しやすくなるのでおすすめです。
フリーランスは、日常的に発生するさまざまな勘定項目を経費にあてることができます。自宅の一角を仕事部屋にする場合も、光熱費やインターネットの通信費などを経費として計上できるんですよ。これらの費用を仕事用の口座から引き落とされるように設定しておくことで、節税対策にもつながります。他には、クレジットカードも仕事専用のものを用意します。こちらも口座同様に、経費の引き落としの管理や会計ソフトとの連携などがしやすくなるためです。
仕事部屋、インターネット環境、相応のスペックのPC、事務用品など、仕事を滞りなく進めるためにはさまざまな備品を揃える必要があります。会社であれば仕事環境が整っているので自身で用意することはないですが、フリーランスは一から仕事環境を整えなければいけません。フリーランスに転向してすぐさま仕事に取り掛かるためにも、仕事環境の準備は必須といえます。フリーランスになってから整えていては、実際に仕事に取り掛かるタイミングも遅れてしまいますよね。仕事をしなければ収入も途絶えるため、転向後は早急に仕事ができるように準備をしておくことがポイントです。
PCは仕事の効率や生産性に直結するアイテムなので、スペックを妥協しない方が賢明です。もちろん収支を考慮したうえで選ぶ必要がありますが、長い目で見ても初期投資しておいて損はないでしょう。
会社員時代は社会保険に加入していますが、フリーランスになると国民健康保険に加入しなくてはなりません。その手続きは自身で行わなければならず、退職後14日以内に市区の役所に届け出をする必要があります。 健康保険の他に、青色申告を予定しているフリーランスは開業届の提出も必要です。開業届を出すことで屋号を使用できたり、小規模企業共済に加盟できたりするメリットもあります。開業届は、納税地を管轄している税務署に届け出ましょう。提出期限は開業から1ヶ月以内と決められており、フリーランスになってから円滑に仕事に取り掛かるためにも早めの提出が肝心です。
SES企業の多くは、フリーランスと直接契約を結んでいません。もし直接契約を結ぶ企業が見つかったとしても、いい案件ではないかもしれません。フリーランスエンジニアのほとんどはフリーランス向けのエージェントを活用して希望のSES案件を見つけています。担当者の質が高いエージェントなら、現状でできる最良のSES案件を紹介してくれますよ。
続きフリーランスエンジニアの働き方は「常駐型」と「在宅型」の2種類ですが、SES案件は常駐型です。契約によって働ける期間が保証されているので在宅型の受託開発案件よりも安定的に収入を得ることができますよ。SES案件の単価は平均で月50万円から80万円程度です。さまざまな現場を渡り歩いているため、それぞれの現場で学んだことを活かしてスキルアップできます。
続きSESエンジニアが働きながらスキルアップするには、目的意識を持って日々の業務をこなすことが大切!実務経験は最低でも1年必要ですが、テストやドキュメント作成は実務経験に含まれないので注意が必要ですよ。開発の実務に携わることができない職場なら、そうでない職場に変更してもらうよう打診するのもいいですが、日々の業務内で自主的に行動することも大切です。
続き派遣先となるクライアント企業は、求められているスキルと労働力を提供する場所です。実務経験者であればすでに持っているスキルを応用しながらスキルアップできますが、指示待ちが基本の働き方にならないよう、十分に注意しましょう。派遣先の職場で出会うハイスキルなエンジニアの仕事のやり方や社外の人たちとの交流から学ぶこともできますよ。
続き企業から企業へと渡り歩く働き方は、エンジニアとしての知識や経験を自然とレベルアップさせてくれます。SESエンジニアとして働くのがおすすめなのは、気配りが得意な「縁の下の力持ち」タイプの人。技術力の高さはもちろんのこと、サポート力や対応力、適応力などがあるエンジニアは現場ごとに異なる環境にすぐなじむことができるでしょう。
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